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骨盤臓器脱

骨盤臓器脱

「脱腸」という言葉は聞いたことがあるかもしれません。肛門から腸が出てしまっている状態です。脱腸と似たようなイメージですが、腟から骨盤臓器が出てしまう状態があります。出てしまった部分によって、具体的に「子宮脱」「膀胱瘤」「直腸瘤」などと名前がついていて、ひとまとめに「骨盤臓器脱」といいます。

症状としては、「股に何かが挟まった感じがする」「膣にコブや硬いものを触れる」「いきむと膣から何か下がって出てくる」「尿が出にくい」等があります。

原因

私たちの骨盤臓器は、骨盤底筋群という複数の筋肉の床板で支えられています。この筋肉の力が弱まると、骨盤臓器を良好な位置に保つことができなくなります。骨盤底筋群の弱まる原因としては、妊娠/出産、体型の変化(体脂肪率の増加)、閉経、便秘、腹圧を強くかける習慣によるもの、など様々です。 

治療

治療方針は、骨盤臓器脱の状態/重症度や生活スタイル、合併している他の病気などを考慮し、提案をさせていただきます。

①筋トレ

弱った骨盤底筋を筋トレによって強化します。

ご希望がある方は骨盤臓器脱専門ナースによる骨盤底筋のパーソナルトレーニングコースもあります。同コースでは姿勢や動作の矯正など個々人の生活スタイルに合わせた自宅でのトレーニングプログラムの作成をさせていただいています(初回;30分5500円税込)

 

ペッサリー(リング)を用いた整復 

膣内に輪っか状のビニル製の器具を挿入することで、出てきている臓器を膣内に留め置くイメージです。個々人の状態にあわせてリングサイズを選びフィットするものを探していきます。初めのうちは、異物感や痛み、自然脱落してしまうこともあるため、ある程度頻回な通院となります。リングが安定した後も、異物ではありますので、1-3か月程度で定期的に通院していただき、リングの設置状態や、膣壁に傷、感染がおきていないかを確認していきます。

体質によっては、サイズがあっているのに、痛みがでてしまったり、リングの自然脱落を繰り返すことがあります。そのような場合は、保険適用外となりますが、自費ペッサリーのご用意がございます。保険適応のリングよりも柔らかい素材で、リング型以外の様々な形の種類から選択可能であり、さまざまな骨盤臓器脱の状況に応用が利きます。柔らかいので自己着脱可能であり、日中の活動時など必要な時のみ装着などとライフスタイルにあわせて短時間の装着が可能ですし、都度都度洗浄できるのでより清潔に使用可能です。医師と専門ナースがペッサリーの種類選択と使用方法指導を行っています(自費診療:リング代+指導代込■円~■円税込)特に‼他院で保険ペッサリーを使用したが合わなかった方、手術を推奨されたがなるべく回避したい方は是非ご相談ください。

 

手術療法

脱出している臓器をメッシュ等を挿入して支える手術や、脱出した子宮を摘出して支持組織に固定する手術などがあります。※当院では手術は行っておりませんので、専門病院へご紹介いたします。

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