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マンモグラフィ

マンモグラフィ検査とは

乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで撮影することで、小さいしこりや石灰化を見つける検査です。

乳房が圧迫されるため痛みを感じることもありますが圧迫時間は数十秒ほどです。また放射線被ばくによる健康被害はほとんどありません。

当院では、圧迫時の痛みを低減する通称"なごむね"を搭載したFUJIFILM社製デジタルマンモグラフィー装置「AMULET Innovality」を導入しています。

 

乳がんの死亡率を減少させることが科学的に認められ、乳がん検診として推奨できる検診方法は「乳房X線検査(マンモグラフィ)単独法」です。

でもマンモグラフィ検査って痛いですよね・・・

なるべく痛くなく検査を受けるコツとして

✔生理前のお胸が張ってる時期を避ける!

✔緊張して体に力が入るとさらに痛くなるのでリラックスして検査を受ける!

なるべく不安を軽減できるよう声がけをしながら検査を行いますので、心配なことがあれば遠慮なく担当の技師にお話しください🍀我慢できないほどの痛みがある場合は無理に検査を行うことはありません。医師に相談してほかの検査をご案内することも可能です!

 

❢以下に該当する方はマンモグラフィを受けることができません❢

  • 妊娠中の方、妊娠の可能性がある方
  • 授乳中の方(断乳後6ヶ月以内も同様)
  • ペースメーカー挿入中の方
  • シャントやPVポート挿入中の方
  • シリコンなどのインプラントによる豊胸術後の方

該当する方は事前にお知らせくださいね🍀

 

高濃度乳腺って言われたことありますか?

 

マンモグラフィーでしこりは白く映ります。同じ乳腺でも脂肪性の乳腺の方と、極めて高濃度の乳腺の方とでは白いしこりの“見つけやすさ”が変わってきます。高濃度乳房は決して病気ではありません。乳腺の状態を示す言葉で、若年の方や授乳中の方などは乳腺が発達し高濃度である割合が多いです。

高濃度乳房でもマンモグラフィーによる検診は継続して受けること、普段からのセルフチェックを心がけることが重要です。

セルフチェックのポイントはこちら→おっぱいの異常

 

マンモグラフィ検診結果の解説

腫瘤(しこり)

マンモグラフィーでは触診やセルフチェックではわかりにくい小さなしこりも映すことが可能です。形や周囲組織との境界、濃度などの情報からそのしこりが良性か悪性か、追加の検査が必要か判断します。

石灰化

石灰化とは、何らかの原因で乳腺内にカルシウムが沈着した状態です。砂のように細かい点状のため超音波検査では見つけにくい所見です。石灰化の形や広がり方で良性か悪性か判断しています。

構築の乱れ

乳腺の一部が変形し“ひきつれ”や歪みを起こしたように見える所見です。手術後の跡がこのように見えることもあります。

局所的非対称性陰影

左右を比較したときにやや非対称性に見えることがあります。しこりがあってこのように見える場合や、乳腺症などの良性変化がある場合もあります。

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