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横浜市帯状疱疹ワクチン受付開始💉

令和7年7月1日より、帯状疱疹ワクチン接種が横浜市の助成対象となりました。

詳しくは横浜市のホームページをご参照ください⇒帯状疱疹ワクチン接種事業

帯状疱疹の原因

帯状疱疹の原因は、多くの人が子どもの頃に感染する水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」です。

水ぼうそうが治った後も、ウイルスは背骨に近い神経に症状を出さない状態で潜んでおり、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫機能が低下するとウイルスが再び目覚め、帯状疱疹として発症します。

50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。

 

帯状疱疹になりやすい人

帯状疱疹は、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫機能が低下すると発症します。

また、基礎疾患がある人も発症リスクが高くなるとも言われています。

 ✅高血圧がある人⇒1.9倍

 ✅糖尿病がある人⇒2.4倍

上記以外にも子宮がんや卵巣がん、乳がんなども帯状疱疹の発症と関連があるとする報告もあります。

帯状疱疹の症状

初期の症状は、体の左右どちらかの神経に沿って生じる皮膚の痛みや違和感、かゆみなどです。

その後1週間程度で発疹やかぶれなどの皮膚症状が現れます。主にかゆみが発生した場所に小さなブツブツとして現れます。発疹は、その後小さな水ぶくれに変化していきます。

水ぶくれや膿は1週間ほどで破れ、その後かさぶたとなり、皮膚症状は3週間前後で治まりますが、色素沈着や傷跡が残る場合もあります。

【発症する部位別の割合】

頭部~顔面 17.6%
頸部~上肢 14.5%
上肢~胸背部 31.2%
腹背部 19.6%
腰臀部~下肢 17.2%

帯状疱疹の治療法

症状が軽い場合には抗ウィルス薬を内服します。痛みが強い場合には痛み止めを併用することもあります。

症状が重い場合や免疫機能が低下している場合には、入院した上で抗ウイルス薬の点滴による治療が必要となることがあります。

帯状疱疹はなるべく早く治療をはじめることが大切です。
特に、頭部~顔面など首から上の帯状疱疹は、失明・難聴、顔面麻痺といった重篤な症状につながる可能性があります。
重い症状や全身症状を引き起こす前に、早い段階で適切な治療を受けることが重要です。

帯状疱疹の予防

帯状疱疹の発症には、免疫機能の低下が関係していることが知られています。日頃から十分な休息をとりながら免疫機能の維持を心がけ、免疫機能を低下させる疲労やストレスのない規則正しい生活を送りましょう。

予防接種という選択肢

  子どもの時に水痘・帯状疱疹ウイルスに感染した人は、このウイルスに対する免疫を持っていますが、獲得した免疫は年齢とともに弱まり、帯状疱疹を発症することが多くなる傾向があります。また、一度帯状疱疹になった人でも、体の免疫機能が低下すると再びなる可能性があります。そのため、ワクチンを接種して免疫の強化を図ろうというのが帯状疱疹の予防接種です。

特に50歳以上は帯状疱疹の発症率が高くなる傾向がありますので、予防接種は帯状疱疹を発症しないための選択肢のひとつになります。

 

接種回数と接種間隔
 

生ワクチン
(阪大微研:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)

組換えワクチン
(GSK 社:シングリックス)

接種回数
(接種方法)

1回(皮下に接種) 2回(筋肉内に接種)
接種間隔 ー                 

通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種
※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。

接種条件

病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません。

免疫の状態に関わらず接種可能です。
横浜市助成の場合の自己負担費用

4,000円 ※当院では取り扱い無し

10,000円(2回接種)

 

横浜市助成の対象となるワクチンは2種類あります。

そのうち当院で取り扱うワクチンは『GSK 社:シングリックス』となります。

シングリックスは不活化ワクチンで、生ワクチンよりも高い予防効果と長い持続期間が期待でき、免疫力が低下している人にも接種可能です。

※生ワクチンをご希望の場合には自費で8,800円となります。

完全予約制です。

必ず3営業日以上前に『D枠:ワクチン接種』よりご予約ください。

横浜市助成対象者は限られております。必ず横浜市から送付される予診票と、健康保険証やマイナンバーカードなど住所・氏名・生年月日を確認できるものをご持参のうえご来院ください。

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